マツダ、新車効果で3期連続増収増益を達成

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マツダ、新車効果で3期連続増収増益を達成
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マツダが発表した2004年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比39%増の702億円となり、過去10年間で最高となった。『アクセラ』や『RX-8』などの販売が日本、欧州などで好調に推移し、3期連続で増収増益となった。
 
売上高は同23.39%増の2兆9161億円だった。2003年度から海外子会社の決算日を従来の12月31日から3月31日に変更したため大幅増収となった。決算期変更の影響を除くと実質で9%増、営業利益は同39%増の702億円、最終利益は同41%増の339億円だった。
 
好決算となったのは、RX-8やアクセラの新型車の販売が好調だったためだ。販売台数は国内が同0.8%減の29万1000台、海外が同8.5%増の78万5000台だった。
 
台数の増加で122億円、ユーロ高などの影響で為替差益が157億円、原価低減で496億円の増益効果があった。商品てこ入れなどに308億円などの減益効果があったものの、これを上回る増益効果で、営業増益となった。
 
所在地別の営業利益では、日本が473億円、欧州が105億円だったが、北米が6億円の赤字に転落した。
 
2005年3月期の見通しは、売上高が同8.8%減の2兆6600億円、営業利益が同0.2%減の700億円、最終利益が同0.3%増の340億円を見込む。売上高のマイナスは決算期変更の影響で、新車販売は伸びて実質的には増収のる見込み。ただ、為替が円高にふれる見通しで、営業利益はほぼ横ばい見通し。

《レスポンス編集部》

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