【スバル レガシィ小変更】やはり出る予定だった!?『6気筒・6MT』

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【スバル レガシィ小変更】やはり出る予定だった!?『6気筒・6MT』
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今回、一部改良が施された『レガシィ』には、今年3月のジュネーブショーで発表されたセダン3.0RスペックBに搭載されていた、3.0Rに6速MTを組み合わせたモデルが追加される予定だったようだ。

スバル技術本部トランスミッション設計部の宇敷昌幸氏は「本来なら3リッターの6MTは、この小変更のときに発表できるように開発を進めてきました。ですが、開発自体は発表できる段階まできたのですが、国内でのMT車の販売状況や、3リッター6MTの需要がまだ見込めないとの理由から、今回は見送られることになりました」とコメント。

レガシィはマニュアルの比率が高いクルマではあるが、それでもシリーズ全体で13.3%しかなく、全体の販売台数の1割にも満たない3.0Rのマニュアルとなると、いたしかたないところか。それでは今回発表される予定の6MTは、どのようなフィーリングだったのだろうか。

同氏は「基本的なベースはインプレッサSTiに搭載されるものと同じですが、インプレッサのSTiとレガシィの3.0Rではまったくクルマの方向性が違いますので、遮音やマウント、構成部品に多くの変更が加えられています。その結果、振動やノイズは大幅に低減され、レガシィの6気筒に搭載してもクルマのキャラクターを損なわない、上質なミッションができました。シフトフィーリングもインプレッサとは異なります」

続けて「レガシィの6気筒エンジンはトルクもありますが、高回転でのシャープな吹け上がりも魅力です。6MTは、そのパワーバンドをうまく使いこなしながら走れるように仕上がっており、ターボのマニュアルとは異なった、スポーティな味わいのあるクルマになっていると思います。ヨーロッパ先行発売ですが、いずれは日本にも導入したいと思っています」と説明してくれた。

ここまでの話を聞くとレガシィ6気筒の6MTは、今までのレガシィとは違った魅力的なクルマに仕上がっていいるようだ。ほかの開発者いわく「BMWのM3よりも面白い」というだけあって、かなりの自信もうかがえる。できるだけ早く日本にも導入して欲しいモデルだ。(つづく)

《岡島裕二》

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