携帯電話要因の死亡事故で、小学校教諭が懲戒免職

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北海道教育委員会は8日、昨年12月に函館市内で歩行者をはねて死亡させる事故を起こした恵山町内の小学校に勤務していた31歳の男性教諭を同日付で懲戒免職処分にしたことを明らかにした。道教委としては初の携帯電話要因の事故を対象としたものになる。

道教委によると、この教諭は昨年12月に函館市内の国道を乗用車で走行中に赤信号を無視。前方を横断していた当時66歳の男性をはねて死亡させたというもの。

後の調べでこの教諭は事故を起こした当時、携帯電話で知人と通話しており、前方不注意だった。

教諭は業務上過失致死容疑で起訴され、執行猶予付きの有罪判決が確定しているが、道教委では「改正道路交通法によって走行中の携帯電話使用が禁じられることが決まった状況を考慮したことは否めない。今回の事故は相手が死亡しており、結果は重大だ」として、教諭に対して懲戒免職処分を命じた。

《石田真一》

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