走行中のピックアップから男児が転落死

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13日午後、福島県大玉村内の空き地で、4輪駆動車(ピックアップトラック)の後部荷台に乗っていた男児が転落するという事故が起きた。男児はすぐに病院に運ばれたが、頭部強打が原因で間もなく死亡した。

福島県警・本宮署によると、事故が起きたのは13日の午後3時30分ごろ。大玉村玉井付近の山間部に近い空き地で、43歳の男性が運転するピックアップトラックが舗装されてない悪路を走行中、この男性の三男で10歳の男児が後部の荷台から転落。道路脇に設置されていたコンクリート製のU字溝に頭を強打した。

男児はすぐに病院に運ばれたが、頭部の強打が原因で間もなく死亡した。

男性は4輪駆動車での悪路走行を趣味としており、事故当日は趣味仲間の2家族とともに現場となった国有地内に入り込み、舗装されていない山間部の道路を走行していた。

死亡した男児は荷台に乗っていたが、体を車体に拘束するなどの転落防止措置は取られておらず、クルマが段差を乗り越えた際に弾みで転落したものとみられている。

警察では運転していた男性や、一緒に走っていた別の運転者からも事故当時の詳しい状況について事情を聞いている。

《石田真一》

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