速度超過の乗用車、バスにつぶされる

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28日夕方、京都府福知山市内で、対向車線側に逸脱した乗用車と中型観光バスが出会い頭に衝突する事故が起きた。観光バスの前部が乗用車の運転席部分を押し潰し、運転していた男性が死亡している。

京都府・福知山署によると、事故が起きたのは28日の午後5時45分ごろ。福知山市かしの木台1丁目付近の国道9号線で、30歳の男性が運転する乗用車が緩やかな左カーブを曲がりきれず、これを直進する形で対向車線側に直進。順走していた中型観光バスと衝突した。

バスは乗用車の運転席付近に斜めから突っ込む形となり、これによって乗用車の運転席部分が大破。乗用車を運転していた男性は助手席側まで飛ばされた。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因となり、間もなく死亡した。

また、バスに乗っていた乗客15人のうち8人と、43歳の男性運転手の合わせて9人が衝突の弾みで体をシートに打ちつけるなどして、全治1-2週間の軽傷を負っている。

警察で事故の原因を調べているが、バスの運転手は「対向車線側から乗用車がまっすぐに進行してきた。避ける余裕は無かった」と供述しており、現場の状況からも乗用車側の運転手が速度超過のためにカーブを曲がりきれなかった可能性が高いとみられている。

《石田真一》

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