自動車業界によると6月の米国新車販売(営業日数調整済み)は、前年同月比5.9%減の144万7800台となり、5カ月ぶりにマイナスとなった。
GM(ゼネラルモーターズ)が15.1%、フォード・モーターが11.4%の減少と大きく落ち込み、インセンティブ攻勢の息切れが明瞭になった形だ。
日本の大手3社は、トヨタ自動車が5.2%、ホンダが1.1%、日産自動車が9.0%といずれも前年実績を上回った。
6月の年率換算台数は米メーカーの不振により1544万台に落ちこんだ。今年になって1600万台を下回ったのは初めてとなる。また、上半期(1−6月)の全体の市場は前年同期比1.6%増の841万2400台だった。