イートン校か受験校か? トヨタなどによる中高一貫校が計画書

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トヨタ自動車、中部電力、東海旅客鉄道が設立準備している全寮制の中高一貫校の海陽中等教育学校(海陽学園)の準備委員会は、学校設置計画書を愛知県に提出した。

海陽中等教育学校は、2006年に開校する予定。学校設置計画書によると、設置計画者は今年10月設立予定の海陽学園設立準備財団で、代表者はトヨタの豊田章一郎名誉会長。全寮制の6カ年中高一貫教育校で、1学年男子120人。初代校長には、伊豆山健夫東京大学名誉教授が就任する予定。

設置予定地は愛知県蒲郡市のラグーナ蒲郡内。建学の精神は「将来の日本をけん引する、明るく希望に満ちた人材の育成」だ。

日本製イートン校と評判になったトヨタなどが設立する学校だが、校長に東京大学教授を選ぶなど、早くもただの東大進学を目指した受験校になるとの見方が強まっている。

《レスポンス編集部》

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