フェリー船内でトレーラー暴走、運転手が死亡

自動車 社会 社会

22日早朝、福岡県北九州市内の港に接岸したカーフェリーの内部でトレーラーが暴走し、これを停止させようとした運転手がドアに挟まれて死亡する事故が起きた。警察では事故の原因を調べている。

福岡県警・門司署によると、事故が起きたのは22日の午前6時10分ごろ。北九州市門司区新門司付近にある新門司港で、岸壁に接岸した名門大洋フェリーの船内からトレーラーを下ろそうと、41歳の男性運転手が車外にあるエアブレーキシステムのロックを解除したところ、トレーラーが突然動き出した。

トレーラーはそのまま船内を暴走する状態となったため、運転手は運転席に飛び乗ってフットブレーキを踏もうとした。しかし、これが間に合わず、トレーラーのドアが船内の柱と衝突。ドアが勢いよく閉まり、運転手の体が挟まれた。運転手は近くの病院に搬送されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡した。

警察では車両の検証を進めて暴走の原因を調べるとともに、船会社の関係者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る