クルマがプロパンガスのボンベを直撃

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27日、北海道札幌市内でクルマ3台が関係する衝突事故が起き、このうち1台が民家の壁面を直撃する事故が起きた。

クルマはプロパンガスのボンベに衝突し、屋内にガスを供給する配管の一部が破壊されたが、運転手がガス漏れに気づき、バルブを閉めてガスを止めたため、幸いにも火災などにつながる事態は免れた。

北海道警・(札幌)北署によると、事故が起きたのは27日の午前10時ごろ。札幌市新川1条5丁目付近の市道交差点で、交差点内に進入した乗用車が左側から走ってきたRVなど2台と衝突。乗用車は衝突の弾みで押し出され、そのまま道路脇の民家に突っ込んだ。

乗用車は家屋の外に設置されたプロパンガスのタンクに衝突し、接続されたガス管などの供給施設を破壊した。

これによってガスが漏れるなどしたが、プロパンガスの異臭と、ガスが漏れる音に気づいた乗用車の運転手がボンベのバルブを閉めて流出を止めた。また、衝突音を聞いて集まった近所の人にも「ガスが漏れている。タバコは消して」と告げ、火気の発生を防いだ。

住宅には、女児が留守番していたが、衝突された場所からは離れたところにおり、ケガは無かった。

現場は信号機の無い交差点で、乗用車側に一時停止の義務があった。警察では乗用車が一時停止を無視して交差点に進入したことが事故の原因である可能性が高いとして、関係したドライバー全員から話を聞いている。

《石田真一》

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