スーパーカー『ME4-12 』は市販できるか?

自動車 ニューモデル 新型車
スーパーカー『ME4-12 』は市販できるか?
スーパーカー『ME4-12 』は市販できるか? 全 2 枚 拡大写真

今年のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)に出品されたクライスラーのスーパーカーコンセプト、『ME4-12』の実現が数カ月以内に決定されそうだ。

クライスラーのCEO、ディーター・ツェッチェ氏によると、2シーターの実走車が最近ラグナ・セカのレースウェイでテストを行い、コンセプトの段階で予測されたパフォーマンスの多くを実現させた、という。

ハンドメイドのテスト車は予測パワーの75%程度の出力だが、それでも0-60マイル/h(96km/h)加速を3秒以下で達成した。

現在はダイムラークライスラー会長のユルゲン・シュレンプ氏もこのプロジェクトに肩入れしており、実現の可能性は高そうだ。

ただし問題は、価格にして数十万ドルになるスーパーカーをクライスラーブランドから出す意義とビジネス的成果。また、ゴーサインが出たとしてもMEはMSXやロッシュなどによるアウトソースプロダクトとなる可能性が高く、販売台数、価格、売り上げから利益点を出すのは今の段階では困難だ。

どちらにせよ年内には結果が出る、というスーパーカープロジェクト、今後の発表が待たれる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る