室内空間の広さは、ダイハツ『ムーヴ・ラテ』(23日発表・発売)の大きな特色だ。室内長1970mmは、同じダイハツの『タント』よりは短いものの、充分以上に広大。
前後席の乗員の距離は940mmと、3ナンバーセダン並みのゆとりを確保している。ラテのドアは前後とも90度近くまで開くため、広い車内への乗り降りもきわめて楽だ。
シートアレンジメントも軽自動車としてはフレキシビリティに富む。リアシートは使い方に応じて前後に250mmスライドさせることが可能。目一杯後方に下げると、車内をフルフラットにすることもできる。
また、リアシートにはワンモーション荷室フラット機構も備えられており、リクライニングレバーを解除してシートバックを前に倒すだけで、フラットな荷室が生まれる。シートバックは5:5分割可倒式となっている。