路線バスの運転手が走行中に意識を失う

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25日、愛知県名古屋市中村区内で、名古屋市交通局(名古屋市営バス)の46歳男性運転手が路線バスを運転中、突然意識を失って倒れるトラブルが起きた。

バスは30mほど走ったところで停止し、乗客15人にケガはなかった。運転手はすぐに病院へ搬送されたが、意識不明の重体となっている。

愛知県警・中村署、名古屋市交通局によると、路線バスを運転中の運転手が意識不明に陥るというトラブルは25日の午後1時ごろに発生している。

名古屋市中村区太閤3丁目付近の県道にある笈瀬通バス停を栄から稲西車庫に向かっていた名古屋市交通局が運行する路線バスが発進した直後、運転手の意識が突然失われ、そのままハンドルの上に突っ伏しった。

バスはそのままゆっくりとした速度で走ったが、30mほどで急に停止。この直後に乗客の1人が非常用のドアコックを操作するなどして、15人全員が車外に脱出した。

運転手は乗客の通報によって駆けつけた救急隊員によって近くの病院に搬送されたが、意識不明の重体となっている。

名古屋市交通局によると、倒れた運転手にはこれまで健康上の問題はなく、トラブルが起きた当日も点呼においても異常は感じられなかったという。

バスが停止した理由についてはわかっていないが、運転手が無意識にブレーキを踏んだ可能性が高いとみられている。

警察では同局に対して運転手の健康状態管理の徹底を求めるとしている。

《石田真一》

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