パナソニック・ストラーダ秋冬モデル…DVDモデルにもエンタメバンク

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パナソニック・ストラーダ秋冬モデル…DVDモデルにもエンタメバンク
パナソニック・ストラーダ秋冬モデル…DVDモデルにもエンタメバンク 全 2 枚 拡大写真

パナソニック・オートモーティブシステムズ社(PAS社)は1日、同社製カーナビ「ストラーダ」シリーズの新製品として、オンダッシュモニターモデルの『DV155』と、インダッシュモニターモデルの『DV255』の2機種を10日から発売することを発表した。

DV155/DV255は、昨年7月に発売されたストラーダの第一弾モデル『DV150』と『DV250』のマイナーチェンジ版にあたる。だが、新機種に追加された機能の内容を列挙すると、これがフルモデルチェンジに近いものだということがよくわかる。

改善された部分は複数に及んでいるが、SDカードナビの使い勝手を改善したこと、エンターテイメントバンクに対応したことが柱となっている。

従来機のDV150/DV250では、SDカードナビ使用時には緯度や経度の位置情報、これまでの検索履歴からしか目的地設定が出来なかった。新規に目的地を設定する場合にはDVD地図ディスクを入れ、目的地を検索して履歴を残す必要があった。

今回発表されたDV155/DV255では任意に選択したエリアのジャンル検索と周辺施設検索による目的地設定を可能としており、カードナビ使用時の使い勝手が大幅に向上している。

また、ストラーダ第三弾モデルの『HS400』から採用された「エンターテイメントバンク」の一部機能も採用している。DV155/DV255ではMPEG4フォーマットでの動画再生と、デジカメ写真(JPEGファイル)の再生に対応した。

本体内にコピーさせることは出来ず、あくまでもSDカードからの読み込みだけに対応すること、そして音楽ファイル(MP3ファイル)には未対応であるということが、これまでに同機能が採用された機種との相違点となった。

モニターは7v型ワイドサイズで、地図自体はHS400と同じくドット・バイ・ドット(234×480ドットのフルサイズ)になっている。またHS400と同様の地図が採用されたことに伴い、地図の表示カラーが変更されたこと。本体フレームの「戻る」キーが廃止され、画面内で操作するようになったことが従来モデルから変化した。

リアビューカメラが同梱されたモデルもあるが、カメラコントロール機能をナビ本体に持たせてあり、接続配線がすっきりとしている。

価格は7v型ワイドオンダッシュモニターモデルのDV155が18万9000円、同インダッシュモニターモデルのDV255が21万円。リアビューカメラ同梱モデルはそれぞれのモデルに設定され、各2万6250円高となる。

《石田真一》

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