国道の路面が流出、パトカーなど転落

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8月30日、熊本県湯前町内で、台風による大雨の影響で路面が陥落。パトロール中の熊本県警・多良木署のミニパトカーと大型トラックがこれに巻き込まれて崖下に転落する事故が起きた。

熊本県警・多良木署によると、事故が起きたのは8月30日の午前7時30分ごろ。湯前町上猪付近の国道219号線で、九州地方に接近していた台風16号による大雨の影響で地盤が緩み、山の斜面を含む形で道路が幅15m、高さ60mに渡って崩落。路面を押し流した。

崩落直後、付近をパトロールしていた同署・湯前駐在所のミニパトカーがこれに気づかずに進行して崖下に転落した。また、この30分後の午前8時ごろには反対方向から走ってきた大型トラックが同様に転落している。

ミニパトカーに一人で乗務していた54歳の巡査部長は右肩に打撲を負ったものの、自力で崖を登り無事に脱出。一時は行方不明となっていた41歳のトラック運転手についても、事故発生から約4時間後の午前11時30分ごろ、両足の骨を折って身動きが取れなくなっていたところを捜索していた消防隊に発見されて救出。近くの病院に収容されて治療を受けている。

同署が行った事情聴取に対して巡査部長は「大雨のために進路の状態がわからず、道路が崩落していると気づいたときにはクルマが転落していた」などと話しているという。

《石田真一》

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