部品の仏フォルシア、アジアでの売り上げを4−5倍に

自動車 ビジネス 企業動向

フランスの大手自動車部品メーカー、フォルシア(本社:パリ)のピエール・レビ会長兼CEOは7日、東京でメディア関係者と懇談した。

レビ会長兼CEOは「アジア地域での売上高は今後3、4年で2003年実績の4、5倍になろう」と、日本や中国などでの事業拡大に自信を示した。03年のアジア地域での売上高は1億5000万ユーロ(約200億円)だった。

同社は7日、横浜市に「開発センター」を新設して日本の自動車メーカーやアジア各国の顧客サポート体制を強化した。レビ会長によると、同社の日本メーカー向け比率は総売上高の4%程度という。これを「倍にするのは難しいことではない」と述べた。

フォルシアは、欧州では独ボッシュに次ぐ大手部品メーカーで、シート、インパネなどの内装、ドア、エキゾーストシステムなどを手がけている。03年の連結売上高は101億2200万ユーロ。

《池原照雄》

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