【新聞ウォッチ】東京地裁「5年間ワックス不要」は虚偽広告

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【新聞ウォッチ】東京地裁「5年間ワックス不要」は虚偽広告
【新聞ウォッチ】東京地裁「5年間ワックス不要」は虚偽広告 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年9月16日付

●三菱ふそう、「欠陥隠し」リコール、5件、4万台届け出(読売・37面)

●5年間ワックス不要は虚偽広告、東京地裁、メーカー訴え認め1000万円賠償命令(読売・37面)

●OPEC総会原油高対策手詰まり(朝日・11面)

●04年自動車生産、中国が下方修正、18%増に(朝日・12面)

●「早期実用化」期待寄せ、燃料電池車600キロ走破。都庁→大阪府庁、記録更新(朝日・37面)

●富士重工がリコール(毎日・29面)

●トヨタ、プリウス中国で生産、来年にも数千台。第一汽車と基本合意(産経・9面)

●ハイブリッド車高速道優遇、米5州で法案可決(産経・9面)

●アブダビとの提携交渉決裂(産経・9面)

●オートバイ、日本GPあす開幕(東京・20面)

●二輪、中国から輸出拡大、日系各社、低価格品の供給基地に(日経・11面)

●ガソリン特許を相互利用、新日石・コスモ石油、コスト削減、数億円(日経・11面)

●ホンダ、ASEAN各国に人材育成拠点(日経・13面)

ひとくちコメント

「5年間完全ノーワックス」「5年間の輝き保証」などの宣伝広告でおなじみの自動車のコーティング剤を販売している自動車用品販売「中央自動車工業」を相手取り、ライバルの自動車ワックスメーカー「ウイルソン」が「虚偽広告」として、1億1000万円の賠償などを求めた訴訟の判決が東京地裁で下った。

きょうの読売など各紙が社会面で取り上げているが、判決によると「5年間保証」の広告表現の使用差し止めと、商品が競合した損害として1000万円の支払いを命じた。裁判長は「商品の効果は5年間続かない。広告は不正競争行為だ」と指摘した。

問題の商品は「CPCペイントシーラント」。新車時に塗ると、塗装が保護されるものだが、中央自動車工業が1988年から米国から輸入し、カーショップなどで、車への加工料を含めて5万円前後で販売されているという。

《福田俊之》

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