【東京ゲームショウ04】満を持して登場、『GT4』の目玉は

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
【東京ゲームショウ04】満を持して登場、『GT4』の目玉は
【東京ゲームショウ04】満を持して登場、『GT4』の目玉は 全 3 枚 拡大写真

昨年5月にロサンゼルスで開催されたE3(Electronic Entertainment Expo)で発表されながら、完全版の発売がこれまでに何度も延期されてきた『グランツーリスモ4』(GT4)が、今年12月3日に発売されることが正式に決定した。

ソニー・コンピュータエンタテインメントとポリフォニー・デジタルが東京ゲームショウの会場で明らかにしたもので、今度こそは…と期待してもよさそうだ。

正に「満を持して…」という言葉がピッタリのGT4だが、クルマ自体の重量やエンジンの種類、装着するタイヤのサイズ、路面との摩擦係数や風の流れなども対象にしたという物理挙動シミュレーションと描画技術はもはやトピックではない。

クルマの台数は現時点で650台が収録されるといわれているが、これは昨年秋の『GT4・コンセプト』の発表段階で「歴史に名の残る車種も含め、数多くの車種を収録します」と予告されており、こちらも目新しくはない。

GT4の中で最もトピックなのは、今回から新たに導入される「Bスペックモード」だ。

これはプレイヤー自身がレース監督となるもので、クルマの運転は行わず、クルマのセッティングや走行ペース指示によってゲームを進めるというもの。基本的にはリプレイ画面でゲームが進んでいくことになる。

勝つために必要なのはドライブテクニックではなく、そのコースにあった適切なセッティングに調整し、どのようなペースでドライバーに走らせるかという頭脳的な面が重視される。

上手に運転が出来ないプレイヤーであっても、レースにおける駆け引きの妙や爽快感を味わえるというわけだ。

データ量は膨大で、今回はGTシリーズとしては初めて二層式のDVDディスクが採用されている。価格は現時点では未定だが、新型の『PS2』と共に今年のクリスマス商戦の目玉になることだけは間違いない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る