29日発表、11月6日に販売開始となるオペル『アストラ』。6年ぶりのフルモデルチェンジとなったこのモデルの競合車種はVWゴルフなど。ターゲットカスタマーは「クレバー・アクティビスト」。
GM広報部商品広報マネージャーの横倉典氏は「競合車種は、VW『ゴルフ』、プジョー『307』、ルノー『メガーヌ』、BMW『1シリーズ』、更に“上質”を売りに登場してくる日産『ティーダ』もライバルとなる」という。
競合車種との違い、アストラらしさについて「コンパクトカークラスに始めてCDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール)を採用し、場面場面に合わせた最適な走りを選べること。そして、オペルらしい安定した、ダイナミックな走りと、それを表現したスタイリングである」と語る。
ターゲットカスタマーは、主に35歳前後男性を中心としたヤングアクティブファミリー「クレバー・アクティビスト」。自由で活動的、そんな家族のためのクルマという。
彼らカスタマーに合わせ、使い勝手の良さ=ユーザビリティにはこだわりが見られる。
長いホイールベースと、長いリアガラス(リアドア)から見た目にも感じることの出来る居住空間の向上。トランク容量はクラストップレベルといい、リアシートバックは中央部も分割して倒れる4:2:4機構を採用。4人乗車時においても、大きな、長い荷物の積載が可能となっている。