【CEATEC JAPAN2004】ハプティックコマンダがBMW以外に採用される可能性

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【CEATEC JAPAN2004】ハプティックコマンダがBMW以外に採用される可能性
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BMWのクルマに装着されるナビといえば、センターコンソールに設置された「iDrive」用のコントローラーがすぐに思い浮かぶ人は多いだろう。

iDriveのナビゲーション部分は、BMWとアルパインの共同開発によるものだが、あの特徴的なコントローラーは両社に対してアルプス電気が供給している。

アルプス電気では「ハプティックコマンダ」と呼んでおり、ハプティック(触覚)という言葉が示すとおり、本来はコントローラーを使用するユーザーに対し、触覚的なフィードバックを与えるというもの。

コントローラーはアクチュエーターと連携しており、予め設定した動作パターンをアクチュエーターが生み出し、それをコントローラーを操作している人に伝える仕組みだ。

CEATEC会場には横置きホイール型(iDriveコントローラー形状)、ジョイスティック型、ステアリング内蔵の縦ホイール型など、各種のモデルが展示されていた。様々な形状のものがあるが、やはりステアリング内蔵型が目新しい。

アルプス電気としては様々な形状のものを用意して、BMW以外にも販路を広げたいようだが、「今のところは特にこれという話はありません」と会場説明員は話す。

このシステムの素晴らしさは実際に体感してみるとわかるのだが、触ってみないとわからないだけに、今回はアルプス電気ブースの主役としてこれを配置。ハプティックコマンダを使ったゲーム大会なども行われている。

《石田真一》

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