3日、北海道札幌市豊平区内の国道で、猛スピードで走行していた乗用車が電柱に側面から激突する事故が起きた。
クルマは前後が分割するように大破。乗っていた男性2人は車外に放出され、全身を強く打つなどして死亡した。
北海道警・豊平署によると、事故が起きたのは3日の午前7時20分ごろ。札幌市豊平区月寒東1条19丁目付近の国道36号線で、千歳市方向に向かって走っていた乗用車が路外に逸脱し、側面部から電柱に激突した。
衝突の衝撃で、クルマは車体中央部から前後真っ二つに割れるようにして大破。乗っていた男性2人は次々に車外に投げ出された。このうち助手席に乗っていた18歳の男性が頭を強打して即死。運転していた19歳の少年は病院に搬送されたが、全身を強く打っており、出血性ショックなどが原因で間もなく死亡した。
現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。警察では事故を起こしたクルマが100km/hを超える猛スピードで走行していた際、ハンドル操作を誤ったことが事故の原因とみている。