●Bluetooth対応は東芝W21Tのみ
一方、Bluetoothは東芝製のW21Tが対応した。ドライバーにとって重要なハンズフリーフォンやヘッドセットでBluetoothが利用できるほか、エプソンとキヤノン製のBluetooth対応プリンターでの写真のワイヤレス印刷や、パソコンからのダイアルアップ接続に対応。さらにW21T同士ならば、写真やアドレス帳、スケジュールなどのデータをBluetooth経由で交換できる。
今回、発表されたauの新機種でBluetooth対応モデルが東芝1機種しかないのは残念だが、W21Tは着うたフルはもちろん、テレビ番組をパソコンやテレビでメモリーカードに録画してケータイで楽しむ機能や、マクロメディアフラッシュ対応など、CDMA 1X WINの最新機能にすべて対応している。ハンズフリー通話が必要で、最新のケータイ機能も存分に楽しみたいユーザーにはお勧めだ。
記者会見の壇上で、小野寺社長は「感動ケータイへ、au」という新たなキャッチフレーズを発表した。04年冬商戦向けモデルの発表は、あとはドコモを残すのみ。前回、取り上げたボーダフォン、そしてauと、今年の冬モデルは端末とサービスの両方で魅力的なものばかりだ。王者ドコモの繰り出す901iシリーズが、力をつけたチャレンジャーにどう立ち向かうのか。
今年の冬は注目の商戦になりそうだ。
●ついにフルサイズ対応した「着うた」
●音質の差は歴然
●デザインでも見所満載
●Bluetooth対応は東芝W21Tのみ