女性を積極登用…日産が専門部署新設

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は15日、性別や国籍、文化などの多様性(ダイバーシティ)を理解して活用する企業風土・文化の醸成を図るため「ダイバーシティデベロップメントオフィス」と呼ぶ新しい部署を設置したと発表した。

そうした風土を根付かせることで、多様化する顧客の価値観やニーズにも迅速に対応することも狙う。第1段階として、日産の女性社員の能力活用と登用をテーマに取り組む。カルロス・ゴーン社長は最近、女子大学で行った講演でも、企業の発展には女性の活用が不可欠と強調しており、その具体化に取り組む。

同オフィスは室長以下5人で発足。室長には16日付で入社する吉丸由紀子氏(44)が就任する。吉丸室長は、1982年に入社した沖電気工業で取締役人事部長を務めた後、99年から外資系のコンサルタント会社や商社に勤務した経歴をもつ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  4. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る