【アウディ A3スポーツバック試乗】その1 斬新!迫力満点のコンパクトハッチ

自動車 ニューモデル 新型車
【アウディ A3スポーツバック試乗】その1 斬新!迫力満点のコンパクトハッチ
【アウディ A3スポーツバック試乗】その1 斬新!迫力満点のコンパクトハッチ 全 5 枚 拡大写真

今年9月、私はパリサロン取材後、ドイツに立ち寄った。そこで、自動車メーカー数社の開発担当者に出会う機会があった。すると、彼らとハナシの中で同じフレーズが何度も出てきた。「最近、アウディがいい」。走りの奥深さ、インテリアの仕上がりなど、EU内でアウディの「作り込み」に対する評価がとても高いのだ。

そのアウディ、日本でのラインアップがさらに充実した。それが、『A3スポーツバック』だ。けっして、“A3の5ドア”ではない。リアオーバーハングを伸ばしたCピラー周辺デザインは、A3スポーツバック専用デザインだ。その“バック”フォルムがとても“スポーティ”。だから、“スポーツバック”。単純に、らしい名前にした、と思ってもらっては困る。その実力、究極の走りは、のちほどゆっくりご紹介する…。

さて、ボディデザインで気になるのは、やはりこの顔。『A6』、新型『A4』(日本未発表)と並び、アウディの新アイデンティティとなった“シングルフレームデザイン”。5ドア車にこの顔だと、ちょっと重い感じがするのでは? と思われるのは当然。が、実車を目の前にしてみると、これがじつにいい。斬新さとエレガントがちょうどいいところでブレンドされているのだ。しかも、押し出し感という以上に、この顔には迫力がある。

だから、今回の試乗の最中、東名高速の追い越し車線を走っていると、「あれ、高そうな新型アウディだ…」とバックミラー内で思ったのだろうか、前方を走行するクルマたちが次々に道を譲ってくれる。そういえば、ドイツでは最近、アウトバーンの追い越し車線での「アウディ走行率」が急激に上がっているという。以前は、「BMW走行率」が高かったが、最近の「アウディの迫力」に、ドイツ人たちも圧倒されているようだ。日本の道でも、アウディが、しかもA3スポーツバックが幅を利かせるようになることは、間違いない。(つづく)

《桃田健史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る