2005年に向けて導入される新ルールについてマックス・モズレーFIA会長がコメント。2005年シーズンのF1はよりコンペティティブになるだろうと語った。
「パフォーマンスを抑える必要性があったため、新ルールが導入された。いかなる決断もテクニカル・ワーキング・グループの投票を経て採用されている。今回は7チームが賛成、3チームが反対に投じた。メーカー数で言うと4社が賛成、3社が反対したことになる。それでも過半数は取れたわけだ」
「もしこれらのレギュレーションが数年前に取り入れられていたならば、ジャガーが撤退することはなかっただろう。来年のグランプリは競争力がより公平になり、よりエキサイティングなレースが展開されるはずだ」とモズレー。
2005年は空力に関するレギュレーション変更がもたらされるほか、1グランプリ1セットにタイヤ数が制限される。エンジン寿命も1グランプリから2グランプリに引き延ばされることになっている。