三菱自動車は、新型車『コルトプラス』の受注台数が、発売後1カ月で、月販目標の1.6倍になったと発表した。コルトプラスは経営再建中の同社の「事業再生に向けた第一歩」となる車種。
コルトプラスは10月25日に発売した。月販目標は2000台なのに対して発売から1カ月間の11月24日までの受注台数は3279台だった。
また、同期間の改良したコンパクトカーのコルトの受注台数も2138台で、コルトシリーズ全体で月間販売目標4000台を上回る5417台の受注台数を達成したとしている。
軽自動車と登録車を合わせた同社の11月の受注台数は、24日までに対前年約65%まで回復したとしており、2004年度22万台の販売目標の前提を上回ったとしている。
同社の多賀谷秀保社長は「新型車の受注台数が目標を上回り好調な立ち上がりをみせたことで、今期国内販売への目標達成に向け、着実に一歩一歩前進している」と述べている。