2日発表・発売された日産『ラフェスタ』はルノーのCセグメント(全長3.85−4.3m)モデル、『メガーヌII』のプラットフォームを使用している。
走行性能については「乗り心地と操縦安定性を高いレベルで両立できた。騒音、突き上げ、振動についても相当押さえ込みました」(第二車両開発部・味村寛氏)という。
ルノーと日産がアライアンスを組んでから5年が経ち、共通プラットフォームを使ったクルマ作りも相当手慣れてきた。
「フロントサスペンションについては、メガーヌIIと基本的に同じレイアウトです。全幅が8cm狭いため、タイヤサイズ、ホイールのレイアウトはかなりタイトでしたが、サスペンション自体の改修はほとんど必要ありませんでした」(同)
「リアサスのトーションビームは、『マーチ』のBプラットホームを作った当初は、かなり試行錯誤を繰り返したんですが、Cプラットホームについては最初から断面や材質に余裕を持たせることができたため、素直なチューニングに仕上げることができました」(同)