【愛・地球博】パートナーロボット、人間に近づく

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【愛・地球博】パートナーロボット、人間に近づく
【愛・地球博】パートナーロボット、人間に近づく 全 5 枚 拡大写真

愛知万博(愛・地球博)トヨタグループ館の“主役”というべき存在。それは楽器演奏を行う『パートナーロボット』であることには間違いない。

こちらも今年3月に発表され、ITS世界会議のオープニングイベントまで使われたタイプとは違い、その進化型となっている。

一見してすぐにわかるのは、2足歩行型ロボットが全体的にスリムになり、より人間らしいスタイリングとしてきたことだ。

肩幅は広く、ウエストは締まっていて、足は細い…など、プロトタイプとは外観からして明らかに異なっている点が多い。もちろん内部構造についても、かなりの改良が加えられているようだ。

また、これまでは人工唇の技術をアピールするため、吹奏楽器を演奏するタイプのみがつくられていたが、今回のプレビューでは打楽器(シンセドラム)を演奏するタイプが初めて登場している。

吹奏楽器を演奏するためには細やかな指の動きが必要となる。要求されるのは繊細なコントロールだが、打楽器用では力強さという、これとは相反するような挙動が求められるのだ。

プレビーではトランペット、チューバ、そしてドラム担当の3体が楽器演奏用として登場しているが、演奏は非常に安定していた。本番では7体での演奏(DJ用も1体が加わり、総勢で8体)となるが、多人数(!?)での演奏でも調和が保てているのかなど、興味を引かれることは山ほどある。

日本のロボット技術がどこまで進むのか。そのイニシアティブを自動車メーカーが今後も取り続けるのかなど、その動向には目が離せない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る