【シトロエンC5マイナーチェンジ】 ライバルはドイツ車勢

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【シトロエンC5マイナーチェンジ】 ライバルはドイツ車勢
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シトロエン『C5』がエクステリアデザインを一新するビッグマイナーチェンジを実施した。

シトロエン・ジャポンでは、この新型C5を導入することで、05年は輸入車ミドルセダンクラスでのセグメントシェア3%を計画している。ちなみに04年の1-10月では1.6%で販売台数は238台だった。

では、約2倍近い台数を販売する顧客は、どこから獲得するつもりなのだろうか。シトロエン・ジャポン マーケティング部長の井出隆之さんに話を聞いた。

「新しいC5のユーザー層は、2リッターモデルは30歳代の可処分所得の多い独身男性、または子供のいない夫婦を想定しています。3リッターに関しては、生活にゆとりのある、40歳代から50歳代のファミリーです。新型のC5が高級感のあるスタイルにになったことから、ターゲットゾーンを少し広げております。そのため新型なら、新規の顧客も開拓できると思っております」

「具体的にはドイツ車からの乗り換えを期待しています。オペル『ベクトラ』や、アウディ『A4』、VW『パサート』などを主なライバルと考えています。これらのライバル車に対するC5の一番の強みは、ハイドラクティブサスペンションや柔らかいシートを用いた、コンフォートな走りです」と説明する。

価格の面ではこれらのドイツ車とC5は近い位置にあるので、当然ライバル関係にある。ドイツ車とフランス車では顧客の好みも違うと思われるが、存在感の高まった新しいC5なら、ドイツ車の牙城も崩せるかもしれない。(つづく)

《岡島裕二》

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