【新聞ウォッチ】三井物産を家宅捜索、刑事事件に発展

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年12月27日付

●三井物産きょう捜索、DPF虚偽データ、警視庁、詐欺容疑で(読売・1面)

●ガソリン価格レギュラー119円(読売・8面)

●スズキ、若い女性に特別バージョン「アルト ラパン」発売(読売・8面)

●みんなでエコ社会、自動車リサイクル法、輸出中古車の問題、不法投棄の助長も(東京・8面)

●スマトラ沖地震、地域経済に打撃深刻(日経・7面)

●ラグビートップリーグ、東芝府中が初Vヤマハ発動機下す、トヨタも敗れる(日経・35面)

ひとくちコメント

ディーゼル車規制に絡に絡んで、三井物産が排ガス浄化性能のデータを偽って粒子状物質除去装置(DPF)を販売していた問題で、警視庁捜査2課は三井物産本社(東京・大手町)などを詐欺容疑で家宅捜索する。

遂に、データねつ造問題は一流総合商社の刑事事件に発展することになった。きょうの各紙が1面で大きく掲載しているが、スマトラ沖でM8.9という強い地震が発生しなければ、トップ記事の扱いである。

それにしても、今年も大手企業の不祥事が相次いだ。その代表格には、三菱自動車の一連のリコール隠し問題が上げられるが、再建計画の見直しの公表も越年になるなど「自立再生は限りなく遠くなり始めている」(25日・東京朝刊)。

巷では「Xデー」のカウントダウンも囁かれており、30日の大納会直後と2005年元旦の1面トップを飾る“スクープ”報道には要注意である。

《福田俊之》

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