ダイハツ工業の山田隆哉社長は17日の新年記者会見で昨年12月に操業したばかりのダイハツ車体・大分(中津)工場で、年内をめどに軽自動車の追加生産機種を投入する計画を明らかにした。
大分工場は、軽商用車『ハイゼット』シリーズの新型車から生産を立ち上げた。今年前半にはワンボックス乗用車の「アトレーワゴン」も追加することをすでに決めている。
能力になお余裕があるため、このほかにも3番目の車種を同工場で生産する。具体的な機種は、現在、検討中としている。
アトレーの生産開始で、年産規模は15万台となる。年内に追加投入する機種は年3万−5万台の生産を計画しており、同工場は最大で年20万台規模の生産体制となる。