経営立て直しを迫られる米三菱の今後

自動車 ビジネス 企業動向
経営立て直しを迫られる米三菱の今後
経営立て直しを迫られる米三菱の今後 全 1 枚 拡大写真

昨年売り上げが37%もダウンした三菱自動車のアメリカでの販売。この事態を受け、三菱のアメリカにおける運営が経営立て直しの専門企業、アリックス・パートナーズに依托されることになった。

アリックス社は倒産の危機に追い込まれたKマートなどの経営再建も受け持つ業者で、今後三菱の経営陣に人材を投入する予定。ただし、辞職したCEO、フィンバー・オニール氏の後任として就任したばかりのリッチ・ギリガン氏の今後の処遇などに関してはまだ明らかにされていない。

今回のアリックス社の介入は、昨年ダイムラー・クライスラーが三菱株を手放した後に資金援助に乗り出したフェニックス・キャピタル社の指示によるもの、とされている。大手自動車メーカーが、たとえアメリカでの運営に限ったこととはいえ、こうした再建企業に運営を依託するのは初めてのケース。

今後どのような形で赤字の解消や経営再建がなされるのか、これによって三菱は立ち直ることができるのか、注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る