20日、日産から新型コンパクトカーの『ノート』が発売された。日産には先ごろ発売された『ティーダ』や、『マーチ』、『キューブ』といったコンパクトカーがある。
ティーダやマーチとはボディスタイルの違いから、ユーザーは分かれそうだが、キューブに関してはユーザー層のバッティングが懸念される。
その点についてノートの開発責任者である、日産自動車商品企画本部チーフ・プロダクト・スペシャリスト 加藤顕央さんは「ノートはファミリーカーとして選んでいただく方が多いと思います」と語る。
「もちろん多少はバッティングすると思いますが、キューブのユーザーは主に若い独身の方です。カタチは似ていますが、すみ分けされると思っています」
「マーチに関しては女性ユーザーやセカンドカーとしてお使いになる方が多く、ティーダは狙い通り40代台のお客様が選んでいただいているようです。このようにコンパクトカーもユーザーニーズに合わせてラインナップすることで、すみ分けができていると考えています」とコメント。
コンパクトカーブームが続き、車種は増え続ける一方だが、その理由はコンパクトカーのセグメントの中でも、様々なニーズに対応しているからのようだ。