【新中期計画が相次いで始動】キーワードは「持続的成長」

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■スズキ…売上高3兆円と鈴木会長の引退

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現行の3カ年中期計画の最終年度に当たる05年3月期は、連結売上高が2兆3000億円規模になる見通しで、計画の目標値だった2兆円を達成。営業利益も初めて1000億円を突破する。4月からの新中期計画では「企業としては当然、上を狙って行きたい」(鈴木修会長)と、売上高3兆円を展望する内容となる。

ただ、実現時期については「大きな資金調達が伴う設備投資が必要だし、為替動向や販売拡大の中心となるアジアの経済動向など不確定要素が大きい」(同)ため、5月に予定している新計画の発表まで詰めの作業が必要。

場合によっては、3カ年計画とともに5カ年程度の中長期ビジョンとして「3兆円」を別途掲げることになりそうだ。次期中期計画では78年の社長就任以来、会長を含む在任が今年で27年となる鈴木会長の引退後の経営体制構築も大きな課題となる。

■いすゞ…復活からリーダーへ。いまだ残された課題

経営再建の仕上げを図るため02年10月に着手した「新3カ年計画」(04年度まで)は、排ガス規制特需もあって過去最高益を確保するなど目標を上回る実績となった。このため、昨年11月に05年度から3カ年の新たな中期経営計画を策定した。目指すのは商用車とディーゼルエンジン分野での「グローバル・リーディング・カンパニー」。

最終の07年度に連結売上高1兆6000億円(04年度予想比10%増)、営業利益1000億円(同16%増)を目標とする。この3カ年は「持続的な成長を実現するための布石であり、積極投資を図る時期」(井田義則社長)と位置づけている。07年度は需要減による国内販売の減少を織り込むものの、輸出分を含む海外商用車販売は30万台と04年度比で倍増を図る。

05年3月期末には単体の累損も一掃、復配がほぼ確実となっている。ただ、再建策として実行した1000億円の債務の株式化による優先株対策が残されている。これまで460億円分が強制有償償却と商社引き受けで対策済みだが、当面140億円分についてGM(ゼネラルモーターズ)の引き受けを実現したいところだ。

■日産自動車…まだまだ増販めざす。日本人COOは誰に
■ホンダ…理念優先・源流強化で成長する方法
■スズキ…売上高3兆円と鈴木会長の引退
■いすゞ…復活からリーダーへ。いまだ残された課題
■マツダ…勢いつけて過去最多の16車種
■ヤマハ発動機…新社長の新計画は加速と向上

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《池原照雄》

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