【新聞ウォッチ】三菱ふそう「欠陥隠し」、終わりなき終結宣言

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月3日付

●「欠陥隠し」新たに41件、三菱ふそう、17万台リコール、人身含み20件、車軸損傷など(読売・1面)

●社説:高速料金割引、ETC車に限定するのは疑問だ(読売・3面)

●北米で約50万台リコールを発表。ホンダ、アコードなど(朝日・12面)

●日産・ルノー世界4位維持、04年、約578万台販売(朝日・12面)

●GMとフィアット買収破棄交渉が決裂(毎日・10面)

●改革に挑む:トップインタビュー、日本自動車工業会・小枝至会長、リサイクル法周知が課題(産経・8面)

●日産が過去最高、1月、米新車販売(産経・8面)

●トヨタ、メキシコ工場開設(産経・8面)

●自動車リサイクル、266万台で料金ミス、国内外15社、過徴収600万円返金へ(東京・1面)

●中国、四輪車参入なお活発、重慶の二輪メーカー相次ぎ進出 供給過剰感に拍車も(日経・7面)

●トヨタグループ10社の4−12月、デンソーなど7社増益(日経・11面)

●スズキ、経常益20%増、4−12月期は初の1000億円へ(日経・15面)

●いすゞ、経常益19%増 4−12月アジア・北米が好調(日経・15面)

●独、ダイムラーを提訴、3人死傷事故遺族(日経・38面)

ひとくちコメント

「欠陥隠し」問題を巡って調査中の三菱ふそうトラック・バスが、新たに41件の欠陥をリコールすると公表した。対象は約11万台にのぼり、違法なヤミ改修も111件も発覚したという。中には大型車のブレーキが利かなくなるなどの重大事故を招いていた欠陥も含まれている。

ポート社長は今回も「これで品質問題は出尽くした」とのコメントを発表しているが、昨年6月以降、「終結宣言」は3回目。きょうの読売、朝日が1面トップ、東京、日経は社会面のトップで報じた。

また、読売は経済面にも関連記事を取り上げており、その中で「再生の再スタートを切ったばかりの三菱自動車の今後の業績にも、暗い影を落としそうだ」と伝えている。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る