オフシーズン中のテストで順調な仕上がりを見せているチームの一つであるルノー。最大の目標であった信頼性およびパフォーマンスの向上を実現するため、集中的なテストを行った。
ニューマシン「R25」は新型車として最も長いマイレージを走破し、長短距離で好タイムを記録するなど、チームは開幕に向け期待を高めている。
チーフテストエンジニアのクリスチャン・シルクは、「18日は冬季テストプログラム中でも最良の一日だった。両ドライバーともにレース距離を完了し、ロングスティントの内容も良かった。フェルナンド(アロンソ)とジャンカルロ(フィジケラ)からの優れたフィードバックを得て、ラップタイムも向上した」と語った。
「今週はメカニックもがんばりを見せてくれ、走行距離を日に日に延長することもできた。みんながすばらしい仕事をしてくれた。テスト成果もポジティブだし、メルボルンに向けての要素がそろいつつある。来週のシルバーストーンテストでは残りのアイテムをそろえるだけだ」