キャシュカイ 量産型はこうなる…日産デザインヨーロッパ 田井悟 副社長

自動車 ビジネス 企業動向
キャシュカイ 量産型はこうなる…日産デザインヨーロッパ 田井悟 副社長
キャシュカイ 量産型はこうなる…日産デザインヨーロッパ 田井悟 副社長 全 19 枚 拡大写真

●キャシュカイ量産型デザインはこうなる

【画像全19枚】

−−小型クロスオーバーSUV『キャシュカイ』が、2006年12月から生産開始されるとのアナウンスがありました。

「キャシュカイは、このデザインスタジオが手がけた、初めての新型車です。キャシュカイは、社内コンペ向けではなくて、始めからモーターショー用のコンセプトモデルとしてデザインされたものです。上がクーペ、下が四駆というコンセプトで、デザインも良く、2004年のジュネーブモーターショーで公開されて以来、評判が良かったことから、量産化することになりました」

−−ヨーロッパ市場向けですか?

「2006年12月からサンダーランド工場で生産を開始します。主にヨーロッパ市場向けとなりますが、右ハンドル、左ハンドル両方生産しますので、売れ行き次第では、もちろんヨーロッパ以外の地域での発売も念頭にあります。グローバル商品となることを期待しています」

−−量産型モデルのデザインは、どのようなものになりますか?

「コンセプト・モデルは、車幅が1.86mと大きく迫力がありますが、量産型はさすがにそこまで大きくはありません。全長や車高はコンセプトモデルとほぼ同じ(注:各4.3m、1.57m)です」

ここで田井副社長は、「2007年発売なので、まだ具体的な写真は公開できませんが……」と言いつつデザインイメージを見せてくださった。コンセプトモデルに比べて、の各ラインのカーブが、いっそうシャープになっており、流線型のイメージが強くなっている。田井副社長によると、こうしたデザインの変更は、「マーケティングリサーチの結果と、空力抵抗を考慮したため。また、既存のSUV『エクストレイル』との棲み分けもある」という。

●キャシュカイは欧州拠点でデザイン
●ロンドンのデザインセンターの位置づけ
●キャシュカイ量産型デザインはこうなる
●イギリスの良いところは?

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  3. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  4. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る