ポルシェAGは、ボクスターをベースに開発した2シータークーペのニューモデルS『ケイマンS』を2005年に導入すると発表した。スポーツカーのモデルレンジを拡張する。
ケイマンSは『911カレラ』と『ボクスターS』との中間モデルで、ミッドシップマウントした3.4リットル6気筒のボクサーエンジンを搭載、295PSを発揮する。ステアリングホイールの動きにダイレクトに反応、ダイナミックなコーナリングを実現するとともに、高性能ブレーキによって優れた制動能力も発揮する。
ケイマン(Cayman)の名称の由来は、ワニの一種からつけた。日本では「カイマン」と呼ばれることの方が多い。比較的小柄でシャープな運動能力を持つことから設定したと、している。
販売価格も911カレラとボクスターSの間に設定する予定だ。