【ジュネーブモーターショー05】日産ザルートは原点回帰

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー05】日産ザルートは原点回帰
【ジュネーブモーターショー05】日産ザルートは原点回帰 全 7 枚 拡大写真

日産自動車がジュネーブモーターショーで発表したコンセプトSUVは『ザルート』。ZAROOTとつづるが、開発者の真意は「The Root=ザルート」。 

SUVのこれまでの歩みをふまえた原点回帰的な意味での「根っこ=ルーツ」と、アドベンチャーとしての心意気で切り開いて行く「道=ルート」の2つを懸けあわせたネーミングだ。 

エンジンの詳細スペックは明らかにされていないが、『エクストレイル』の電子制御オールモード4×4を採用していることや、 全長4500mm、全幅1800mm、全高1660mmはコンパクトSUVにベストなサイズのボディなどから、日産が提唱する「『パスファインダー』、『サファリ』、『エクストレイル』に続く、新しいSUV」は、どうやらネーミングを含め、エクストレイルの後継モデルに何らかの影響を与える一台のようだ。 

グランドクリアランスを大きくとり、前後オーバーハングを短く切り詰め、オフロードでの走破性を高めたパッケージングや、足元を245/55R-20の大径タイヤがかためるなど、かなりスポーティな作り込み。

ベースになっているのはエクストレイルだが、2800mmの長いホイールベースとBピラーを持たないキャビン構造上、実際に使われたのはエンジンコンパートメントを中心としたリアフロアー部分のみだろう。補強された中央部分等は新しく造られたものだ。

Aピラーから後席部分までの一体型のガルウィングと連動する電動昇降式のサイドシルがデザイン上の特徴だ。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る