2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ開幕戦「ポーラスパンパス・ラリー」が12日、南米チリのサンペドロデアタカマでゴールした。
優勝はVW=フォルクスワーゲン「レーストゥアレグ」で参戦したドライバー:ブルーノ・サビー、コドライバー:ミシェル・ペラン組。
FIA公認のクロスカントリーラリー・ワールドカップは、ダカールラリー(通称パリダカ)と同じマシンが参加し、パリダカ向けの車両開発、トレーニング、さらには前哨戦としても知られる。
ポーラスパンパス・ラリー、別名パタゴニア・アタカマ・ラリーは6日、南米アルゼンチン中部、アンデス山脈の麓のバリローチェをスタートした。
アンデスを越えてチリ北部、太平洋岸のサンペドロデアタカマに至る7日間の総走行距離は3840km、競技区間は2540km。優勝したサビー車のタイムは24時間49分35秒。
2位は三菱のステファン・ペテランセル(コドライバー:ジャンポール・コトレ、パジェロエボリューション)、3位はVWのユタ・クラインシュミット(コドライバー:ファブリツィア・ポンズ、レーストゥアレグ)、4位は三菱のホアン・“ナニ”・ロマ(コドライバー:アンリ・マニェ、L200)。
ペテランセル/コトレは05年ダカールラリーの優勝組。以下、同イベントの上位陣と同じ顔ぶれだ。
次のクロスカントリーラリー・ワールドカップは4月、チュニジアで開催される予定。