【トヨタ ハイブリッド 新型】5リットル級セダンの加速…ハリアー/クルーガー

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【トヨタ ハイブリッド 新型】5リットル級セダンの加速…ハリアー/クルーガー
【トヨタ ハイブリッド 新型】5リットル級セダンの加速…ハリアー/クルーガー 全 6 枚 拡大写真

トヨタ『ハリアー/クルーガーハイブリッド』は、シャーシは共通だがボディパネルの共用部品はなく、ボディサイズも異なっている。

ハリアーは全長4755×全幅1845×全高1690mm、クルーガーは全長4710×全幅1825×全高1700mmと、ハリアーのほうが長く、広く、低いフォルムとなっている。そのフォルムはスタイリング処理によってより強調されており、両者のたたずまいは相当に違っている。

車重は両モデルとも、非ハイブリッドモデルより100kg以上増加しているが、増加分には「VDIM」と呼ばれる新車両制御システムなどの装備分も含まれており、ハイブリッドによる重量差は100kg程度と推定される。

前後にモーターを持つにもかかわらずこの重量差で収めた軽量化技術は特筆に値する。

動力性能のほうは、この重量差をものともしないだけのパワーが与えられていることもあり、充分以上。

ハリアーの非ハイブリッドの動力性能は0-100km/h加速9.5秒、50-80km/h追い越し加速5.2秒だが、ハリアーハイブリッドはそれぞれ7.8秒、3.6秒でこなす。とくに追い越し加速は4.3リットルV8を積む『セルシオ』の4.3秒をもしのぎ、5リットル級セダンに匹敵するという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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