【新聞ウォッチ】日産ディーゼル、三菱ふそうに排ガス浄化技術を供与

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年4月7日付

●小型車販売台数に陰り、昨年度国内、高級車、ミニバン復活(読売・8面)

●ガソリン121.7円、10年ぶりの高値(朝日・3面)

●ムーディーズ、米GMを格下げ、投資適格の最低ランク(朝日・12面)

●カローラ連続首位、16年度乗用車販売、小型車が上位独占(産経・9面)

●理科の先生はアシモ(産経・9面)

●BMWがジャグジー完備 非売品「長いミニ」お披露目(東京・8面)

●自動車会館一周年に感謝、豊田章一郎名誉会長(東京・9面)

●日産ディーゼル、三菱ふそうに環境技術、系列超え対応、新規制 国内4社、適合にメド(日経・1面)

●入門輸入車、300万円軸に(日経・31面)

ひとくちコメント

日産ディーゼル工業は、三菱ふそうトラック・バスに対して、ディーゼル車の排ガス浄化技術を供与するという。きょうの日経が1面トップで報じている。日産自動車系と独ダイムラークライスラー系という資本系列を超えて手を結ぶ。

今秋実施予定の世界で最も厳しいとされる国内排ガス規制に対応するためで、両社の量産効果で部品コストの引き下げなどを狙う。

環境対応技術はトラック業界で生き残りのカギを握っているが、リコール隠し問題などで、三菱ふそうはその対応に遅れていた。トラック業界などでは三菱ふそう離れも加速しており、規制適合技術の供与で、周回遅れをどこまで巻き返せるのか注目したい。

《福田俊之》

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