ガソリン価格の高騰が人々のクルマのチョイスにまで影響を与え始めているアメリカで、ホンダ関係者がディーゼルモデル導入の可能性をうかがわせる発言。
ホンダではすでにヨーロッパで『アコード』ディーゼルを発売、今年からは『CR-V』のディーゼルバージョンの発売も始まる。もしアメリカでディーゼルを導入するとしたら、ガソリン価格上昇のため敬遠され初めているSUVが有力と見られている。
ただしホンダでは近い将来アメリカでもディーゼルモデルを発売する意欲はあるものの、現段階ではアメリカの新しい排気ガス規制に合致させるテクノロジーを開発していないことも認めている。
アメリカは特にディーゼルに対する規制が厳しく、ヨーロッパとは逆にディーゼルのシェアは限りなく低い。
しかしBMWも2007年からディーゼルモデルをアメリカに導入する考えを明らかにしており、ガソリン価格はアメリカの車社会全体のあり方を大きく変えるきっかけとなる可能性もある。