●プライベーターはエンジン供給次第
今後の焦点は、FIA&フェラーリ側とGPWC側との綱引きだ。先日発表されたばかりのレッドブルが結んだ2006年から2年間のフェラーリ・エンジン契約は、すなわちレッドブルの新コンコルド協定調印を意味する。
残るプライベーター系F1チームは、ザウバー、ジョーダン(ミッドランド)、ミナルディの3チーム。彼らにとってのエンジン供給契約はF1グランプリ参戦への最低条件であり同時に死活問題でもある。
当然、水面下では翌年以降の有利なエンジン供給契約を引き出そうとGPWC側の自動車メーカーと、そうでなければバーニー・エクレストン側と分配金をめぐって何らかの交渉がなされているはずだ。
2008年の春、本当にF1は2つに分裂してしまうのだろうか? その推移は今後の数カ月で大きな節目を迎えるかもしれない……。
●コンコルド協定---分裂前史
●GPWC発足、歴史は繰り返す
●フェラーリの変節
●プライベーターはエンジン供給次第




