【新グランプリ設立か】F1とGPWCの動き---総括

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【新グランプリ設立か】F1とGPWCの動き---総括
【新グランプリ設立か】F1とGPWCの動き---総括 全 10 枚 拡大写真

●フェラーリの変節

【画像全10枚】

2004年6月、3社の信託銀行側が起こしていた裁判で、フォーミュラワン・ホールディングス(FOH)の役員指名権に関してエクレストン側が敗訴した。ところが、この判決によって自動車メーカー側(GPWC)に傾くと思われたF1政治の流れが、またFIA側に引き戻されるような重大発表がなされた。

2004年9月に、親会社のフォードがジャガーのF1撤退を発表したのだ。これによってGPWCのメンバーは、フェラーリ、ルノー、BMW、メルセデスの4メーカーになってしまった。

そしてさらに、衝撃的な事件が起こる。2005年1月にこれまでGPWC側の旗振り役でもあったフェラーリが、なんと2008年以降の新コンコルド協定にサインをしたのである。

フェラーリが2012年までの新コンコルド協定に協定にサインをした理由は、充分な収入がフォーミュラワン・マネージメント(FOM)との間で約束されたからに他ならない。一方で、フェラーリ側の要求を呑んだバーニー・エクレストン側の目的はただひとつ。GPWCの無力化であろう。

この世界において唯一確実と呼ぶにふさわしい事実の一つが、「フェラーリなしのグランプリシリーズはありえない」というもの。マクラーレンやウィリアムズ抜きのF1はあり得ても、フェラーリだけは例外だ。

しかしGPWC側も黙ってはいなかった。それまでGPWCオフィシャルメンバーではなかったホンダやトヨタもフェラーリの横暴なやり方に反発し、これまでF1政治とは一線を引いていた立場から一転してGPWC側に賛同した。

●コンコルド協定---分裂前史
●GPWC発足、歴史は繰り返す
●フェラーリの変節
●プライベーターはエンジン供給次第

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱が新型EV『エクリプス スポーツバック』発表、日産『リーフ』のOEM…北米投入へ
  2. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  3. 航続最大230kmの電動アシスト3輪自転車、椿本チエインが初公開へ…BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026
  4. 日産 フェアレディZ 改良新型は表情変化、ハンドリング性能も向上…今夏米国発売へ
  5. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. NEC、3D点群データを90%軽量化する世界初のAI変換技術を開発…2027年度実用化へ
  3. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  4. 【世界主要自動車xEV市場 リスキリング講座】中国編
  5. メンテナンスパック「SUBARU Care Passport」、13項目選べる付帯サービス…7万8144円から
ランキングをもっと見る