【ソウルモーターショー05】ルノーサムソンとインフィニティ、どっちが元祖?

自動車 ニューモデル モーターショー
【ソウルモーターショー05】ルノーサムソンとインフィニティ、どっちが元祖?
【ソウルモーターショー05】ルノーサムソンとインフィニティ、どっちが元祖? 全 3 枚 拡大写真

ルノーサムソンのブースで取材中、なにやら憤慨している様子の韓国人記者と遭遇した。彼はインフィニティのプレスキットと、ブースに展示された『SM7』の実車を眺めながら「似ている、似ている」と繰り返している。

【画像全3枚】

気になったので話を聞いてみると、彼は「SM7と、インフィニティ『G35』や『M45』が似すぎている。ルノーサムソンはインフィニティのデザインを模倣したんじゃないか」とカタログを見せ、SM7のフロントやリアなどを指し示しながら怒っている。

彼はその3モデルが同一メーカーのものだとは知らなかったようなのだ。

「すべて日本の日産自動車のクルマなんだから似ていて当然だ」と説明、頭の中にある韓国語の単語を駆使し、ルノーと日産の関係などについても話したところでようやく納得してくれたようだった。

日本人にとっては笑い話のようだが、韓国では新型車がデビューする度にデザイン模倣問題が持ち上がる。最近ではヒュンダイ『ソナタ』とホンダ『アコード』のリアデザインが酷似しているとして、新聞で大きく報じられる事態にもなった。

サンヤン『チェアマン』もベンツにそっくりだったが、最近行われたマイナーチェンジでは前面デザインを変更している。現地では「デザインを変えないとエンジンを供給しない…とダイムラークライスラーに怒られたらしい」なんて噂話もささやかれるほど。

ルノーサムソンとインフィニティの問題もその延長上にあるのだが、「模倣じゃないのか!?」といったような質問は多数の記者から寄せられていたようで、双方の広報関係者は頭を痛めていたようだった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  4. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る