車庫に火炎瓶を投げ込まれ、バス2台が全焼

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4日、大阪府大阪市淀川区内にある阪急バスの車庫に何者かが火炎瓶を投げ込むという事件が起きた。火は駐車中の大型路線バスに引火。バス2台が30分ほどで全焼する被害を出している。

大阪府警・淀川署によると、事件が起きたのは4日の午前4時10分ごろ。大阪市淀川区加島付近にある阪急バス加島出張所に隣接した道路を通り掛かった人から「バスの後部から火が出ている」と消防に通報があった。

通報を受けた大阪市消防局の消防車が現場に急行して消火作業に当たったが、火はバスの車内にも延焼。駐車されていた2台のバスは後部を中心に激しく炎上し、消火の甲斐なく約30分ほどで全焼する被害を出した。

駐車していたバスの周辺からは多数のガラス片を発見。車庫の外には未使用の火炎瓶が置いてあったことから、何者かがバスに向かって可燃性の液体が入れられた火炎瓶を投げて放火。示威行為のために未使用の火炎瓶を放置していった可能性が高いとみている。

今回の被害を受けた阪急バスを含む、阪急グループについては2002年4月以降、火炎瓶が投げ込まれる事件が少なくとも5回発生しているという。

警察では今回の事件についても、これら事件と関与ある可能性が高いとみても調べを進めている。

《石田真一》

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