【プジョー 407 日本発表】やっぱりデザインがいちばん

自動車 ニューモデル 新型車
【プジョー 407 日本発表】やっぱりデザインがいちばん
【プジョー 407 日本発表】やっぱりデザインがいちばん 全 8 枚 拡大写真

プジョー『407』(5月12日日本発表、6月11日発売)が最大のウリとしているポイントのひとつは、イタリアのデザインスタジオ、ピニンファリーナとプジョーデザインセンターのコラボレーションによる流麗なボディデザインだろう。

BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』をはじめ、ミディアムハイのライバルと比較しても、そのスタイリングはきわめて独自性の強いものだ。

旧型『406』に比べ、フロントオーバーハングは100mmも延長され、リアオーバーハングは反対に40mm詰められ、4ドアセダンでありながらミッドシップクーペ的なデザイン上のエッセンスが加味されている。旧来のFF的、FR的フォルムといった括りから外れた、新味に満ちたデザインである。

ちなみにフロントオーバーハングが伸びた最大の原因は、クラッシャブルゾーンの拡大。緩衝材が従来の1本から実質3本に増やされているが、それ以外の重量物は置かれておらず、回頭性に影響はないという。ミッドシップ的なフォルムは、クラッシャブルゾーンを効果的にデザイン処理した結果でもある。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る