【新聞ウォッチ】ガソリン高騰、10年9カ月ぶり125円に

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月19日付

●日中友好? 広告、新日石 中国語の看板、野球アジア選手権に(読売・8面)

●キャンプ用 重さ半分の発電機、ヤマハ発動機(朝日・13面)

●ガソリン1リットル125円、10年9カ月の高値(毎日・3面)

●暴走族、30過ぎても辞められん、進む高齢化(産経・1面)

●米でトヨタ、77万台リコール(産経・30面)

●道路特定財源に余剰金、2007年度以降、恒常的に(日経・1面)

●中国で自動車部品物流、住商、内陸部へ早期納入、スズキやフォード 重慶工場向け(日経・11面)

●タイヤ各社、海外、新生産方式で効率化(日経・13面)

ひとくちコメント

ガソリン価格の高騰が続いている。石油情報センターの石油製品市況動向調査によると、レギュラーガソリンの全国平均店頭価格(消費税込み)は、前週より0.2円値上がりし、1リットルあたり124.5円と、1994年8月以来、10年9カ月ぶりの高値水準。

原油価格の上昇で、5月の石油製品の卸売価格が大幅に値上げされたためという。きょうの各紙が報じているが、気になるのは今後のガソリン店頭価格の動向。

石油連盟の渡文明会長(新日本石油社長)は定例記者会見で、「卸売価格の値上げ分のうち、まだ転嫁されていない」と語り、しばらく値下がりする可能性が低いとの見通しを示したという。

このまま高値で推移するとユーザーは新車購入の目安として、燃費効率の良し悪しが大きな決め手になりそうだ。

《福田俊之》

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