飲酒運転のクルマ、幼稚園バスと正面衝突

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18日、長崎県佐世保市内の市道で、緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線に逸脱した乗用車と、幼稚園の送迎用マイクロバスが正面衝突する事故が起きた。

この事故でバスに乗っていた園児9人のうち5人と、引率の女性保育士1人がシートから投げ出され、軽傷を負っている。警察では逸脱した乗用車を運転していた22歳の男を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。

長崎県警・佐世保署によると、事故が起きたのは18日の午前8時25分ごろ。佐世保市福石町付近の市道で、カーブを曲がりきれずに対向車線側に進入した22歳の男が運転する乗用車が、対向車線を走行していた幼稚園送迎用のマイクロバスと正面衝突した。

当時このバスには2-6歳の園児9人と、35歳の女性保育士、それに運転手の合わせて11人が乗っていたが、園児5人と保育士が座席から投げ出され、打撲などの軽傷を負っている。いずれもケガの程度はごく軽く、近くの病院で手当てを受けた後に全員が帰宅している。

逸脱したクルマを運転していた男の呼気が酒臭かったこともあり、通報を受けて掛けつけた同署員がアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出。このため、男を道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害容疑についても取り調べを進める方針。

現場は緩やかな左カーブ。乗用車はカーブを曲がりきれずに直進していることや、双方のクルマの損傷が著しいことから、警察では直接の事故原因は速度超過と分析している。

《石田真一》

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