横浜ゴム、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発

自動車 ニューモデル 新型車
横浜ゴム、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発
横浜ゴム、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発したと発表した。
 
新技術は、高精度シミュレーション技術「マルチスケール・シミュレーション」と数千の最適設計案を地図情報で表示する「マルチパフォーマンス・マップ」で構成する。

新技術の確立で、タイヤ設計の幅や精度が飛躍的に向上するとともに、乗り心地、操縦安定性、静粛性などをより高い次元でバランスしたタイヤ作りが容易になったと、している。
 
マルチスケール・シミュレーションは、バイオメカニクス(生体工学)の概念を導入した新技術で、より実際に近い状態で性能予測ができるようになった。

マルチパフォーマンス・マップは、遺伝による生物の進化過程を模擬し、さらに数多くの最適解を一度に算出する工夫を凝らした多目的遺伝的アルゴリズムを応用して開発した。
 
タイヤの開発では、現在、コンピュータ・シミュレーションを中心とした第二世代的手法が主流になっている。これに対し新タイヤ設計基盤技術は、全く新しいマルチスケール・シミュレーションとマルチパフォーマンス・マップの導入で、設計の幅や精度が飛躍的に向上した第三世代の設計技術になったと、している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る